
3/11(日)から開催されている美術展を見てきました。
グレゴリー・コルベールさんという、カナダ出身のアーティストの作品です。
人間と動物が一緒に存在する写真・映像が主な作品内容。
とても大きな和紙にプリントされたセピア色の写真が幻想的です。
必ず人と動物が写っています。
そして、その写真に写されている人の殆どは目を閉じています。
その光景が余計に幻想的な雰囲気を出しているのだと思いました。
映像にはオリジナルの音楽と詩が付け加えられています。
3本のフィルムが上映され、1本は60分間、2本は9分間だそうです。
見ているこっちは何分かなんてはかっていませんので、
パンフ見て、あぁ確かに長かったな・・・と思った次第です。
ちなみに、写真は映像から抜粋したものではなく、別に撮ったものだそうです。
同じような映像だったので、映像から取った写真かと思ってしまいました
・・・。
この、「ashes and snow」はノマディック美術館という移動式の美術館で行われています。
移動式、というからには、他の国でも行われているのだろうと思って、
パンフを見てみると、とても沢山の国で開催されていました。
しかも、もう15年間も行われているのだそうです。
な・・・長い・・・。
この美術館の外観ですが、
有名な建築家さんがデザインした作品らしく、とても変わっています。

コンテナをその国、その土地でレンタルして、
交互に組み上げ外壁を構成しています。
中心部分に大きな柱2本づつ、整然と奥まで並んで建っている様は
ギリシャの神殿を思わせる程、壮大でした。
美術館内は、暗い中にセピア色のライティングが効果を発揮して、
アジアンな感じでとても綺麗でした。
思わず「うわぁ~!」って声をあげるほどです。
私が行ったのはお台場の特設会場(ノマディック美術館)ですが、
六本木ヒルズにある森美術館でも写真展が行われているそうなので、
今度行って来たいと思います。
↓写真と一部映像を見ることが出来ます。
その他、アーティストのプロフィールや美術館について、料金、地図等も掲載されていますので、覗いてみて下さい。
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Ashes and Snow